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三重唱「いとしい人よ、お前が遠くにいると」 K.438
〔作曲〕 1783年? ウィーン |
ノットゥルノ第3番。 作曲の時期は不明であり、[全作品事典]は「1787年頃」としている。 ゴットフリート・フォン・ジャカンとの交友から生れた「社交リート集 Gesellige Lieder」(K.436, K.437, K.346, K.438, K.439, K.532, K.549, K.562)の一つ。 これらには管楽三重奏(クラリネットとバセット・ホルン)の伴奏付き三重唱(ソプラノ2とバス)という共通点がある。 ジャカンの社交場に親しい仲間が集まって、夕べの愉快な時間をモーツァルトは心底から楽しんでいた。 そこにはクラリネットの名手アントン・シュタドラー(1753-1812)もいたであろう。 彼はバセット・ホルンの演奏も得意であった。 そのような夕べのひとときに作られた三重唱は「小さな夜曲」という意味の「ノットゥルノ」と呼ばれている。
詞はメタスタージオの「(カノンのための)音楽の詩節 Strofe per musica」からとられているが、ただし、モーツァルトのこの曲はカノンでない。
〔歌詞〕
Se lontan, ben mio, tu sei, Son eterni i di per me Son momenti i giorni miei Idol mio, vicino a te. |
愛しい人、お前が遠くにいるならば 私の毎日は永遠のよう 私の日々は瞬間のよう 愛する人よ、お前の傍らにいる間は 奥田佳道訳 CD[PHCP-5306] |
〔演奏〕
CD [PHILIPS UCCP-4085/7] t=1'28 アメリンク Elly Ameling (S), クーイマンス Elisabeth Cooymans (S), ファン・デア・ビルト Peter van der Bilt (Br) 1973年12月、アムステルダム・コンセルトヘボウ |
CD [PHILIPS 422 524-2] t=1'28 ※上と同じ。 |
CD [PHCP-5306] t=1'18 ファン・ルネン Camille van Lunen (S), クレーゼ Myra Croese (A), ダイクストラ Peter Dijkstra (Bs) 1988年6月、オランダ、レンスウォウデ、カステール |
CD [ORFEO C218-911A] t=1'55 シェーファー Christine Schäfer (S), ヒンツ Gundula Hintz (S), フィッシャー・ディスカウ Dietrich Fischer-Dieskau (Br) 1990年4月、ベルリン |
〔動画〕
〔参考文献〕
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