Mozart con grazia > 年代記 > 1765年
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1765年

9歳

1765年1月

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1月

18日、前年8月から11月にかけて作った6曲のクラヴィアとヴァイオリンのためのソナタ K.10〜K.15 を「作品3」として自費出版し、英国王妃シャーロットに献呈。

この頃(5月までの間に)ロンドンで少なくとも5つ作られたと思われるシンフォニー

があるが、第2番変ロ長調K.17は父の作かもしれず、偽作(Anh.C11.02)とされた。

ロンドンで、メタスタージョの台本によるオペラ「エツィオ」が1764年に複数の作曲家により共作され、その中に神童ヴォルフガングによるアリア

も挿入された。

毎日午後1〜3時の間、ヴォルフガングは見世物として、集まって来る人たちの求めに応じて、奇跡的な演奏を披露していた。 父レオポルトにとって、息子ヴォルフガングは金のなる奇跡の木だった。 レオポルトの目的は「金もうけのために息子の才能を最大限に利用すること」に変質していたかもしれない。

1765年5月


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5月

13日以前、ロンドンで姉ナンネルとの共演用に を書いた。

13日、ロンドンで、クリスチャン・バッハとアーベルによって始められた演奏会に出演。

17日、K.19a (Anh.223) シンフォニアの初演。

1765年7月
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7月

父レオポルトはナンネルとヴォルフガングを連れて大英博物館を訪れ、宗教マドリガル を贈った。

ロンドンを離れる前に

を作ったが、紛失。

24日、一家はロンドンを出発。
1765年8月



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8月

1日、ドーヴァー海峡を渡り、カレに戻った。そこで再び自家用馬車に乗ってオランダへ。 途中、リールで父とともに喉頭炎を病み、4週間滞在。

9月

20日頃、ライデンに滞在。

27日頃、デン・ハーク着。姉が重症のチブスにかかる。 ヨーゼフ・ハイドンのソナタを知る。

11月

今度は弟ヴォルフガングがチフスにかかり重症。 年末から年始にかけてようやく回復。 親子でかわるがわる病気にかかり、旅行が延ばされる。
1765年12月






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12月

月末、ハーグで を作曲。 父レオポルトの写譜には、1765年12月完成とあるが、この頃ヴォルフガングは重症だったので、成立時期が疑われている。 ただし、翌年1月22日ハーグで行われた第2回音楽会で演奏されたらしいので、それ以前の完成であることは確か。

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2000/12/24
Mozart con grazia