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ピアノ・ソナタ 第3番 変ロ長調 K.281 (189f)
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「ミュンヘン・ソナタ集」あるいは「デュルニッツ・ソナタ集」と呼ばれるソナタ集の第3曲。 第1楽章の華麗な趣き、アンダンテ・アモローソ(情愛をこめて)と指示された第2楽章、そして優雅なロンドー。 6曲のソナタ集を一つの作品として見るとき、この第3番全体はモーツァルトならではの繊細な中間楽章となっている。
アインシュタインは、この時期のモーツァルトがヨーゼフ・ハイドンやヨハン・クリスティアン・バッハの作品を手本にしていることを踏まえた上で、次のように評している。
はじめの二楽章はハイドン自身よりもハイドン的だと言えようが、終楽章では突如として全く本然のモーツァルトが目ざめる。 ハイドンが忘れ去られているだけでなく、ヨーハン・クリスティアーン・バッハも忘れ去られている。 そしてひかえめなコンチェルト風の曲相と旋律的な優雅さを持つ、このロンドの作曲の日付がそんなに確実でないとしたら、われわれはこの曲を十年後のヴィーン時代のものとするところであろう。[アインシュタイン] pp.332-333
〔演奏〕
CD [DENON CO-3857] t=13'25 ピリス Maria Joao Pires (p) 1974年、東京イイノ・ホール |
CD [PHILIPS 28CD-3178] t=13'43 内田光子 (p) 1987年7月、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール |
CD [ACCENT ACC 8849/50D] t=18'12 ヴェッセリノーヴァ Temenuschka Vesselinova (fp) 1988年5月、イタリア、Castello Grimani Soelini ※1795年頃に製作されたフォルテピアノで演奏 |
CD [BVCD-38168〜69] t=17'29 レヴィン (fp) 2005年11月 |
CD [ALCD-9089] t=15'13 久元祐子 (fp) 2009年6月 |
〔動画〕
〔参考文献〕
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