17 age |
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アリア「願わくは、いとしい人よ」 K.78〔編成〕 S, 2 ob, 2 hr, 2 vn, va, vc, bs〔作曲〕 1770年2月か3月 ミラノ ? |
歌詞はメタスタージオの『アルタセルセ』第1幕第5場から。 そのオペラを題材にした一連のアリア(K.78, 79, 88)と考えて第6版では1770年2月か3月ミラノでの作とされ、K.73b に位置づけられていた。 しかし様式の違いから、新全集では1765年から66年の西方大旅行中オランダで書かれたとしている。 または1768年のウィーン旅行中の作ではないかとも推測されている。 どちらにしても確証はない。 また、誰のために書いたのかも不明。
アルタセルセとはペルシャの王セルセ(クセルクセス)の王子の名前である。 王位を狙ってセルセを暗殺した近衛隊長アルタバーノは二人の王子ダーリオ(兄)とアルタセルセ(弟)の間を引き裂く陰謀を企てる。 アルタセルセは彼から暗殺犯はダーリオだと吹き込まれ、兄ダーリオを撃つ決心をする。 その苦しい気持ちを愛人セミーラに歌う。 レチタティーヴォのない短いソプラノのためのアリア。
〔歌詞〕
Per pietà, bell'idol mio,
Non mi dir ch'io sono ingrato
Infelice e sventurato
Abbastanza il ciel mi fa.
哀れと思って下さい、私のいとしい人よ。
私を恩知らずと思わないで下さい。
天は私をこれほどに苦しめて不幸にしたのだから。
〔演奏〕
CD [Brilliant Classics 93408/5] t=3'45 European Chamber Soloists, Nicol Matt (cond) 2006年 |
〔動画〕
〔参考文献〕
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