Mozart con grazia
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《管弦楽》 | セレナード | ディヴェルティメント | 行進曲 | 舞曲・メヌエット | 交響曲 |


K.73l (81) 交響曲 第44番 ニ長調
Symphony in D [No.44] for 2 violins, viola, bass, 2 oboes, 2 horns
  1. Allegro ニ長調
  2. Andante ト長調
  3. Allegro molto ニ長調
[ 70年4月25日 ローマ? ] 写譜のみ残る。ブライトコップ社の1775年のカタログではレオポルトの作品とした。 現在は真作とされているが、疑念は残る。

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K.73m (97) 交響曲 第47番 ニ長調
Symphony in D [No.47] for 2 violins, viola, bass, 2 oboes, 2 horns, 2 trumpets, timpany
  1. Allegro ニ長調
  2. Andante ト長調
  3. Menuetto et Trio ニ長調
  4. Presto ニ長調
[ 70年4月? ローマ ] パートの写譜のみがブライトコップ目録に載っていたが紛失。第3版でアインシュタインが上記の成立と断定。 また第3楽章のメヌエットはザルツブルクに戻ってから追加されたと考えた。正確なところは不明。

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K.73n (95) 交響曲 第45番 ニ長調
Symphony in D [No.45] for 2 violins, viola, bass, 2 flutes, 2 oboes, 2 trumpets
  1. Allegro ニ長調
  2. Andante ト長調
  3. Menuetto et Trio ニ長調
  4. Allegro ニ長調
[ 70年4月 ローマ ] この曲の成立については前曲と同様。

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K.73q (84) 交響曲 第11番 ニ長調
Symphony in D [No.11] for 2 violins, viola, bass, 2 oboes, 2 horns
  1. Allegro ニ長調
  2. Andante イ長調
  3. Allegro ニ長調
[ 70年2〜7月 ミラノ、ボローニァ ] 写譜が2種類あり、ベルリン国立図書館のはレオポルトの作曲、ウィーン楽友協会のはヴォルフガングの作曲になっている。 また日付も「ミラノにて、1770年カーニヴァル」と「ボローニャにて、1770年7月」の2つがある。

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K.74 交響曲 第10番 ト長調
Symphony in G [No.10] for 2 violins, viola, violoncello, bass, 2 oboes, 2 horns
  1. Allegro ト長調 - Andante ハ長調
  2. Allegro ト長調 ロンド形式
[ 70年4月 ローマ? ] オペラ「ミトリダーテ」の序曲ともいわれる。

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K.74c (118) 交響曲「救われしベトゥーリア」 ニ短調
Symphony "La Betulia liberata" for 2 violins, 2 violas, bass, 2 oboes, 2 horns
  1. Allegro
  2. Andante
  3. Presto
[ 71年3月〜夏 ザルツブルク ] オラトリオ「救われしベトゥーリア」の序曲を急・緩・急のイタリア式シンフォニーとした。 2年前のシンフォニー群の単純簡素な作に比べて、ドラマチックな迫力は成人後の作品に迫る。
K.74g (Anh.216 / Anh.C11.03) 交響曲 第54番 変ロ長調
Symphony in B flat [No.54] for 2 violins, viola, bass, 2 oboes, 2 horns
  1. Allegro
  2. Andante
  3. Menuetto et Trio
  4. Allegro molto
[ 71年? ザルツブルク? ] 真偽は不明。ブライトコップ社の自筆稿にテーマが書かれてあり、その存在が知られていたが、20世紀初頭ようやくベルリン国立図書館で写譜が見つかり、1910年に初めて出版された。 アインシュタインは真作と認め、イタリア的な響きから作曲時期を1771年とし、この番号を与えたが第6版では疑作として落した。
K.75 交響曲 第42番 ヘ長調
Symphony in F [No.42] for 2 violins, viola, bass, 2 oboes, 2 horns
  1. Allegro ヘ長調
  2. Menuetto et Trio ヘ長調
  3. Andantino 変ロ長調
  4. Allegro ヘ長調
[ 71年4〜6月 ザルツブルク ] 早くから存在が知られていたが、ブライトコップの旧交響曲全集に収録されなかったため、交響曲の通し番号が付かなかった。 自筆譜はなく、真偽が疑われている。

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K.75b (110) 交響曲 第12番 ト長調
Symphony in G [No.12] for 2 violins, viola, bass, 2 oboes, 2 horns, (2 flutes, 2 bassoons)
  1. Allegro ト長調
  2. Andante ハ長調
  3. Menuetto et Trio ト長調
  4. Allegro molto ト長調
[ 71年7月 ザルツブルク ] 自筆譜あり、制作日付が書き込まれる。

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K.111a (120) 交響曲「アルバのアスカニオ」ニ長調
Symphony "Ascanio in Alba" in D for 2 violins, viola, bass, 2 flutes, 2 oboes, 2 horns, 2 trumpets, timpani
  1. Allegro assai
  2. Andante grazioso
  3. Presto (K.120)
[ 71年10月末か11月初 ミラノ ] オペラ「アルバのアスカニオ」の序曲と第1曲アンダンテを取り出し、フィナーレK.120を足してシンフォニーとした。
K.111b (96) 交響曲 第46番 ハ長調
Symphony in C [No.46] for 2 violins, viola, bass, 2 oboes, 2 horns, 2 trumpets, timpany
  1. Allegro ハ長調
  2. Andante ハ短調 6/8
  3. Menuetto et Trio ハ長調
  4. Allegro molto ハ長調
[ 71年10月末か11月初 ミラノ ] 自筆譜なし。成立時期はアインシュタインによる。第2楽章の主題は「羊飼いの王様」の最初のアリアと酷似しているので、 ザスローは1774年か75年ザルツブルクでの作としている。

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K.112 交響曲 第13番 ヘ長調
Symphony in F [No.13] for 2 violins, viola, bass, 2 oboes, 2 horns
  1. Allegro ヘ長調
  2. Andante 変ロ長調
  3. Menuetto et Trio ヘ長調
  4. Allegro molto ヘ長調
[ 71年11月2日 ミラノ ] イタリア旅行中のシンフォニーで唯一自筆譜が残っているもの。父の手で上記日付場所が明記されている。 父がリューマチで動けなかったので、ヴォルフガングは退屈しのぎにこの曲を作ったと言われる。

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K.114 交響曲 第14番 イ長調
Symphony in A [No.14] for 2 violins, viola, bass, 2 flutes (oboes), 2 horns
  1. Allegro modarato イ長調
  2. Andante ニ長調
  3. Menuetto イ長調 トリオはイ短調
  4. Molto allegro イ長調 2/4
[ 71年12月30日 ザルツブルク ] メヌエットは作り直した跡が残っている。第2楽章でフルートはオーボエと交代。

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K.124 交響曲 第15番 ト長調
Symphony in G [No.15] for 2 violins, viola, bass, 2 oboes, 2 horns
  1. Allegro ト長調
  2. Andante ハ長調
  3. Menuetto et Trio ト長調
  4. Presto ト長調 ロンド形式
[ 72年2月21日 ザルツブルク ] 自筆譜に日付場所が明記。作曲の動機は不明。2ヶ月前の作(第14番)K.114との主題上の連関が指摘されている。 一つの主題から性格の違う複数の作品を生み出すことは、モーツァルトの内から沸き起こる欲求で、それがこの曲を作らせたのかもしれない。

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K.128 交響曲 第16番 ハ長調
Symphony in C [No.16] for 2 violins, viola, bass, 2 oboes, 2 horns
  1. Allegro maestoso ハ長調 ソナタ形式
  2. Andante grazioso ト長調 ソナタ形式
  3. Allegro ハ長調 ロンド形式
[ 72年5月 ザルツブルク ] 自筆譜に日付ある。新大司教に初めて見せるシンフォニーとして、外見は平凡ながら、意欲的で挑戦的な内容に仕上げた。

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K.129 交響曲 第17番 ト長調
Symphony in G [No.17] for 2 violins, viola, bass, 2 oboes, 2 horns
  1. Allegro ト長調 ソナタ形式
  2. Andante ハ長調
  3. Allegro ト長調
[ 72年5月 ザルツブルク ] 前作の双生児。ただし冒頭の数小節は以前の筆跡なので、そのスケッチから曲を続け、新大司教を祝う行事のために、完成させたらしい。

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K.130 交響曲 第18番 ヘ長調
Symphony in F [No.18] for 2 violins, viola, bass, 2 flutes, 2 horns in C alto, 2 horns in F
  1. Allegro ヘ長調
  2. Andantino grazioso 変ロ長調
  3. Menuetto ヘ長調
  4. Molto allegro ヘ長調
[ 72年5月 ザルツブルク ] 新大司教に対して、イタリア風のシンフォニーだけでなく、ドイツ風のも作れることを示すために書かれた。 今までの自分の集大成としてまとめたようで、昔からモーツァルト研究家の間で評価の高い曲。

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K.132 交響曲 第19番 変ホ長調
Symphony in E flat [No.19] for 2 violins, 2 violas, bass, 2 oboes, 4 horns in E flat
  1. Allegro 変ホ長調
  2. Andante 変ロ長調
  3. Menuetto et Trio 変ホ長調
  4. Allegro 変ホ長調 (追加)Andante grazioso
[ 72年7月 ザルツブルク ] 自筆譜に日付があり、またローマ教皇から授かった騎士の称号も書いている。 作曲の動機は不明。アインシュタインはハイドンの影響と入り混ざったフランスの影響に注目し、アンダンテの「表現主義的な」性格を評価。

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K.133 交響曲 第20番 ニ長調
Symphony in D [No.20] for 2 violins, viola, bass, 2 oboes, 2 horns, 2 trumpets, (flute)
  1. Allegro ニ長調
  2. Andante イ長調
  3. Menuetto et Trio ニ長調
  4. Allegro ニ長調 12/8
[ 72年7月 ザルツブルク ] 前曲と対をなす。これも自筆譜に騎士の称号がある。

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K.134 交響曲 第21番 イ長調
Symphony in A [No.21] for 2 violins, viola, bass, 2 flutes, 2 horns
  1. Allegro イ長調
  2. Andante ニ長調
  3. Menuetto イ長調
  4. Allegro イ長調
[ 72年8月 ザルツブルク ] イタリア旅行からザルツブルクへ戻った約1年間に交響曲に打ち込み、8つの作品(第14番〜第21番)を残した。

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K.135 交響曲「ルチオ・シラ」ニ長調
  1. Molto allegro ニ長調 ソナタ形式
  2. Andante イ長調
  3. Molto allegro ニ長調
オペラ「ルチオ・シラ」の序曲から作られたシンフォニー。第2楽章でオーボエ以外の管は休む。
K.141a (161 & 163) 交響曲 第50番「シピオーネの夢」ニ長調
Symphony in D [No.50] for 2 violins, viola, bass, 2 flutes, 2 oboes, 2 horns, 2 trumpets, timpany
  1. Allegro moderato ニ長調
  2. Andante ニ長調
  3. Presto ニ長調
[ 第1・2楽章 71年、第3楽章 72年5〜10月? ザツルブルク ] ザルツブルク新大司教のために作ったオペラ「シピオーネの夢」K.126の序曲にフィナーレを加えた。 ケッヒェルは序曲にあたる部分をK.161に、終楽章をK.163としたが、アインシュタインによりK.141aにまとめられた。 成立時期についてはアインシュタインが1772年11月〜73年3月のミラノ滞在中と考えたが、確証はない。 終楽章についてはタイソンの用紙研究があり上記のように推定された。
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