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交響曲 第13番 ヘ長調 K.112

  1. Allegro ヘ長調 4/4 ソナタ形式
  2. Andante 変ロ長調 2/4 ソナタ形式
  3. Menuetto ヘ長調 3/4 複合三部形式
  4. Molto Allegro ヘ長調 3/8 ソナタ形式
〔編成〕 2 ob, 2 hr, 2 vn, va, bs
〔作曲〕 1771年11月2日 ミラノ
1771年11月




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2回目のイタリア旅行中のシンフォニーで、自筆譜が残っている。 それには父レオポルトの手で上記日付場所が明記されている。 レオポルトがリューマチで動けなかったので、ヴォルフガングは退屈しのぎにこの曲を書いたとも言われるが、レオポルトは病気を口実にミラノ滞在を引き伸ばそうとしていたので、確かなことはわからない。 フォン・マイヤー邸での音楽会(11月22日または23日)のために作られたかもしれない。 ただし、ダンス音楽風のメヌエット(トリオ部分を除き)だけはレオポルトの手で清書されていること、またヴィオラは独立したパートでなくバスに重複した動きをするだけなので、別の機会に作られたものとも考えられている。 そのようなメヌエットに、独立したパートが与えられたヴィオラを含むトリオを追加し、前後の楽章と合体させてひとつのシンフォニーを仕立て上げたのかもしれない。 ミラノで息子の職を得たいと願う父レオポルトには、王室で大きな影響力をもつフォン・マイヤーをはじめ、当地の有力者たちに対して息子の新作を次々に演奏して聴かせる必要があった。

〔演奏〕
CD [ポリドール FOOL-20365] t=15'06
ホグウッド指揮 Christopher Hogwood (cond), エンシェント室内管弦楽団 Academy of Ancient Music
1978年頃、ロンドン
CD [Membran 203300] t=9'37
Alessandro Arigoni (cond), Orchestra Filarmonica Italiana, Torino
演奏年不明

〔動画〕

〔参考文献〕

 

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2015/07/12
Mozart con grazia