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交響曲 第44番 ニ長調 K.81 (73l)
〔作曲〕 1770年4月25日 ローマ? |
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疑作。 自筆譜はなく、上記の日付が明記された写譜のみ残る。 1769年12月13日、モーツァルト父子は初めてのイタリア旅行にでかけ、各地で大歓迎を受け、音楽の本家イタリアでもヴォルフガングの才能が高く評価された。 4月11日からひと月ほどローマに滞在していたとき、郷里の姉に宛てた手紙に次のようなものがる。
1770年4月25日手紙で「una sinfonia」と単数になっている「書きかけのシンフォニーア」は特定できていない。 日付から見ると、この曲がぴったり該当するが、この曲の真偽が不明だからである。 また、8月4日のボローニャからの手紙では「イタリア風シンフォニーアを作曲した」と書いているが、これに当たるものとして、この交響曲K.81のほか、交響曲第47番(K.97 / 73m)や第45番(K.95 / 73n)または第11番(K.84 / 73q)が考えられている。
この手紙を終えたら、書きかけのシンフォニーアを仕上げます。 アリアは出来上がりました。 シンフォニーアは写譜屋さんのところにあります(といっても、それはわが父上です)。 コピーするため外へ出したくないからです。 さもないと、それは盗用されるかもしれません。[書簡全集 II] p.116
この曲については、ブライトコップ社の1775年のカタログでは父レオポルトの作品としていた。 ケッヘル第3版から真作とされているものの、疑念は残り、レオポルトの作品である可能性が濃厚であるという。
〔演奏〕
CD [ポリドール FOOL-20363] t=10'43 ホグウッド指揮 Christopher Hogwood (cond), エンシェント室内管弦楽団 Academy of Ancient Music 1978年頃、ロンドン |
CD [COCO-78046] t=10'45 グラーフ指揮 Hans Graf (cond), ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団 Salzburg Mozarteum Orchestra 1989年 |
CD [Membran 203300] t=7'42 Alessandro Arigoni (cond), Orchestra Filarmonica Italiana, Torino 演奏年不明 |
〔動画〕
〔参考文献〕
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