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ディクシットとマニフィカート ハ長調 K.193 (186g)
〔作曲〕 1774年7月 ザルツブルク |
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モーツァルトは「ヴェスペレ」と呼ばれる6つの章から成る「夕方の礼拝(晩課)」を2曲(K.321、K.339)を書いているが、もう一つ、その開始曲(Dixit)と終曲(Magnificat)に音楽をつけたものを書き残した。 それがこの曲である。 なぜこのような半端な作曲をしたのかわからないが、当時、その間の4つの章
トランペットとティンパニを加えているために、楽器編成がいささか大がかりになっているところからみて、この曲はかなり大きな教会祝日の晩課のために書かれたにちがいない。 『マリアの讚歌』(Magnificat)はその対位法的な構成によって、『ディクシト』(Dixit)よりもさらに大規模である。 しかし、両者ともにいくぶん派手すぎる。と言っている。 作曲の目的は2曲の「ヴェスペレ」(K.321、K.339)同様、大司教の洗礼名の聖ヒエロニムスの祝日(9月30日)のための盛儀典礼用と推測されている。[アインシュタイン] pp.452-453
モーツァルトはこの曲を、晩年コンスタンツェが世話になったバーデンの合唱指揮者シュトルに贈った。
〔歌詞〕
Dixit Dominus Domino meo Sede a dextris meis Donec ponam inimicos tuos scabellum pedum tuorum. Virgam virtutis tuae emittet Dominus ex Sion dominare in medio inimicorum tuorum. |
主はわが主に言われた わが右の座に就くがよい されば、われは汝の敵を汝の 足台とせん。 汝の力ある杖を 主がシオンからおくられる 汝の敵どものただ中で治めるがよい。 (以下略) |
Magnificat anima mea Dominum Et exsultavit spiritus meus in Deo salutari meo Quia respexit humilitatem ancillae suae ecce enim ex hoc beatam me dicent omnes genetationes. |
わが魂は主に大いにあがめる。 わが霊は救い主である神を喜びたたえる。 主の卑しきはしためにも目をとめられたがゆえ 今からのち、われを幸いなるものと言うだろう すべての世代のひとびとが。 (以下略) 木村茂訳 CD[WPCS-4094] |
〔演奏〕
CD [PHILIPS 422 749-2〜753-2] t=10'47 白井光子 (S), ビュフナー Eberhard Buchner (T), ポルスター Hermann Christian Polster (Bs), ライプツィヒ放送合唱団, ケーゲル指揮ライプツィヒ放送交響楽団 1979年2月、ライプツィヒ |
CD [UCCP-4078] t=10'47 ※上と同じ |
CD [WPCS-4094] t=11'07 マイ Eva Mei (S), アツェスベルガー Kurt Azesberger (T), アルノルト・シェーンベルク合唱団, アーノンクール指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス 1992年12月、ウィーン |
〔動画〕
〔参考文献〕
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