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カッサシオン 第2番 K.99 (63a)

  1. 行進曲 変ロ長調
  2. Allegro molto 変ロ長調
  3. Andante 変ホ長調
  4. Menuetto 変ロ長調
  5. Andante ト短調
  6. Menuetto 変ロ長調
  7. Allegro 変ロ長調
〔編成〕 2 ob, 2 hr, 2 vn, 2 va, bs
〔作曲〕 1769年夏 ザルツブルク
1769年8月

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3つあるカッサシオンのうちの一つ。 カッサシオンの語源ははっきりしないが、モーツァルトはザルツブルクの大学のフィナール・ムジークのための曲(K.63, K.99, K.100)をそう呼んだ。 1770年8月4日イタリアのボローニャ滞在中のレオポルトからザルツブルクの妻に宛てた手紙に、ヴォルフガングから姉への付信があり、そこで「いろいろなカッサシオンの冒頭」としてこれらの楽譜の一節を書いている。 そこには「楽長の息子が書いた作品を、しかも母親や姉さんがそこにいるのに、誰が自分のものとして出版するような大それたことをするでしょうか」とも書いてあり、ザルツブルク在住の誰かが自作として出版した(しようとした)ことがあったようである。 詳しいことは「K.100」のページで。

この曲は1769年8月8日の終業式のときに初演されたと推測されている。 最後に第1楽章の行進曲を反復して曲を閉じる。

〔演奏〕
CD [POCL-4236] t=27'53
ウィーン八重奏団
1964年10月、 Sofiensaal Vienna
CD [ERATO RECD-1038] t=15'56
パイヤール室内管弦楽団
1984年1月、パリ、ノートルダム・デュ・リバン教会
CD [PHILIPS PHCP-9017] t=18'41
マリナー指揮アカデミー Neville Marriner (cond), Academy of St Martin in the Fields
1987年1月6〜12日、ロンドン、セント・ジョーンズ教会
CD [COCO-78055] (7) t=5'10
ヴェーグ指揮ザルツブルク・カメラータ
1986-90

〔動画〕

〔参考文献〕

 

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2012/11/11
Mozart con grazia