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2台のピアノのためのフーガ ハ短調 K.426〔作曲〕1783年12月29日 ウィーン |
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アレグロ・モデラート、4分の4拍子。 彼自身のアカデミー(演奏発表会)用として、その当時スヴィーテン男爵を介して知った大バッハの作品に触発されて作ったものと思われる。 ただし一緒に演奏することを想定した人物については不明であり、厳格な対位法に従って作られたこの曲の成立には謎が多い。 また、自筆譜に書かれた日付には、1782年と書いたあと、2を3に書き改められているという。 単なる作曲者の勘違いだったのか。 1782年にはいわゆるバッハ体験から数多くのピアノ曲が生れているが、未完が多い。 そして1783年になると、この種の作品はパッタリと書かれなくなっている。 1781年から1782年にかけて、アウエルンハンマー嬢との共演がかなりあるので、この曲もそのためのものと考えることもできる。
後に(1788年)アダージョを加えて弦楽合奏用に編曲(K.546)した。
〔演奏〕
CD [PHILIPS-422-516-2] t=4'00 ヘブラー Ingrid Haebler, ホフマン Ludwig Hoffmann (p) 1978年2月、スイス |
〔動画〕
[http://www.youtube.com/watch?v=Vl4uptFhXYs] t=4'06 Ingrid Haebler and Ludwig Hoffmann (p) |
[http://www.youtube.com/watch?v=nK0u-E35Vfs] t=3'57 Ton Koopman and Tini Mathot (hc) Kroesbergen after Ruckers and Couchet |
K.Anh.44 (426a) 2台のピアノのためのアレグロ ハ短調〔作曲〕1783年12月 ウィーン |
断片 22小節。 前曲の序奏としてか、あるいは別の2台のピアノのためのソナタ(しかし完成されなかった)の一部として構想したものか。
〔演奏〕
CD [キング K32Y 297] t=0'31 デュオ・クロムランク (p) 1984-88年 |
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