Mozart con grazia > ピアノのための小品 >
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ピアノのためのフーガ 変ホ長調 K.153 (375f)

〔作曲〕 1782年春 ウィーン

2つの断片があり、主題が書かれた方(27小節)は4分の4拍子。 モーツァルトがスヴィーテン男爵のところでヘンデルやバッハの作品を深く研究していた頃に書かれたと思われている。

のちにゼヒター(Simon Sechter, 1788-1867)により補作完成(全66小節)された。 彼はボヘミア地方出身で、コゼルフに師事し、1851年にウィーン音楽院の教授となり、またウィーン宮廷楽団のオルガン奏者であった。 弟子ブルックナー(Josef Anton Bruckner, 1824-96)に対位法を教えたことも知られている。

〔演奏〕
CD[キング K32Y 297] t=0'40
クロムランク (p)
1984年9月、ビクター青山スタジオ
CD[クラウン Novalis CRCB-3013] t=2'42
ハーゼルベック (og)
1989年9月、オーストリア、ブリクセン大聖堂
※ゼヒター補作版

〔動画〕
[http://www.youtube.com/watch?v=_2rpWr3etWo] t=2'43
Martin Haselböck (og)
the Cathedral in Brixen/Tirol Italy

 

ピアノのためのフーガ ト短調 K.154 (385k)

〔作曲〕 1782年? ウィーン

未完 30小節がプロイヤー嬢のための練習帳に書かれて残る。 ウィーン宮廷オルガニストのゼヒターが補作完成、全54小節。

〔演奏〕
CD[キング K32Y 297] t=0'48
クロムランク (p)
1984年9月、ビクター青山スタジオ
CD[クラウン Novalis CRCB-3013] t=2'47
ハーゼルベック (og)
1989年9月、オーストリア、ブリクセン大聖堂
※ゼヒター補作版

〔動画〕
[http://www.youtube.com/watch?v=2t42ZCeLxlk] t=2'49
Martin Haselböck (og)
the Cathedral in Brixen/Tirol Italy

 


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2012/04/08
Mozart con grazia