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ピアノのためのメヌエット ヘ長調 K.4〔作曲〕 1762年5月11日 ザルツブルク |
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ヘ長調、24小節。三部形式。 父レオポルトが1759年に作った『ナンネルの楽譜帳』にあとで書き込まれた。 前曲(K.3)で学んだ通奏低音の扱いを土台にして、「小フレーズをオクターヴ高く、あるいは低くずらして反復することであり、意外性の面白さがある」のがこの作品の特徴であり、
現代のピアノでは、低音域で狭い音程で弾くと音が濁るが、モーツァルト時代のクラヴィコードでは低音域の音のきれがよく、澄んだ音がしたのである。 したがって、低音域への突然の移動も耳障りではなかったに違いない。といわれている。 前曲から2ケ月後の作品となるので、この間レオポルトの指導を受けながらいろいろと実験を重ねていたに違いなく、たぶんスケッチをたくさん書いていたであろう。 そうして完成された曲の楽譜は以下の通りである。[事典] p.584
〔演奏〕
CD [EMI TOCE-11557] t=0'52 ギーゼキング Walter Gieseking (p) 1953年4月 モノラル録音(1956年モーツァルト生誕200年祭のために) |
CD [PHILIPS PHCP-3594] t=1'16 スミス Erik Smith (hc) 1976年、ロンドン |
CD [PHILIPS 32CD-3120] t=1'16 ヘブラー Ingrid Haebler (p) 1977年8月、アムステルダム、コンセルトヘボウ |
CD [MEISTER MUSIC MM-1020] t=1'15 岩井美子 (p) 1996年1月、伊勢原市民文化会館 |
〔動画〕
[http://www.youtube.com/watch?v=oNlfUVdkOM4] t=1'13 K.2 から K.5b まで6曲含まれている動画(全体で10分42秒)の 2:33 から 3:46 までの間 演奏不明 |
〔参考文献〕
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