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田園舞曲 「戦闘」 ハ長調 K.535〔編成〕 picc (flautino), 2 cl, fg, tp, drum, 2 vn, vc, bs〔作曲〕 1788年1月23日 ウィーン |
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ウィーン宮廷作曲家の仕事(ノルマ化されていない義務)としてモーツァルトは毎年冬期間の舞踏会でのダンス音楽を作曲しなければならなかったが、この曲は10日前に作られた田園舞曲「雷雨 K.534」に続く、第2作であり、自筆譜に「戦闘 La Bataille」と書かれている。 そして自作目録に上の日付で記載されている。 ただし、写譜やアルタリアのピアノ譜広告(同年3月19日の「ウィーン新聞 Wiener Zeitung」)では「ベオグラードの包囲」というタイトルが付けられた。 当時ユーゴスラビアまではトルコ領であり、オーストリアとは衝突が絶えなかったので、そのタイトルは話題になったという。 さらにモーツァルトは、2月から始まったトルコとの戦争に合わせて士気を鼓舞するために軍歌「われはカイザーたらん K.539」や歌曲「戦いの門出に K.552」を作ったことも知られている。
この曲は5つの段落に分けられ、最後の部分は「トルコ行進曲」と表示されている。 そして作曲者により、弦楽のパートに対して「弓の棒の背で弦をたたく」指示が書かれている。 それにより戦闘の雰囲気を効果的に表す工夫がなされている。 これら5つの段落は途切れず演奏される。
〔演奏〕
CD [キング KICC 6039-46] t=1'26 ボスコフスキー指揮 Willi Boskovsky (cond), ウィーン・モーツァルト合奏団 Vienna Mozart Ensemble 1964-65年 |
CD [POCG 50023] t=1'26 オルフェウス室内管弦楽団 Orpheus Chamber Orchestra 1989年12月、ニューヨーク |
CD [POCG 50023] t=1'26 ※上と同じ |
CD [CRCB-3011] t=14'24 ハーゼルベック指揮 Martin Haselboeck (cond), ウィーン・アカデミー合奏団 Wiener Akademie 1990年1月、オーストリア、アイゼンシュタット ※11曲のコントルダンスを合わせて |
CD [COCO-78048] t=1'14 グラーフ指揮 Hans Graf (cond), ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団 Salzburg Mozarteum Orchestra 1990年5月、ザルツブルク |
〔動画〕
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