17 age |
61 5 |
62 6 |
63 7 |
64 8 |
65 9 |
66 10 |
67 11 |
68 12 |
69 13 |
70 14 △ |
71 15 |
72 16 |
73 17 |
74 18 |
75 19 |
76 20 |
77 21 |
78 22 |
79 23 |
80 24 |
81 25 |
82 26 |
83 27 |
84 28 |
85 29 |
86 30 |
87 31 |
88 32 |
89 33 |
90 34 |
91 35 |
92 |
20のメヌエット K.103 (61d)
[注] 新全集エルヴァースによる曲順、※印はトリオなし。
〔編成〕 2 ob/fl, 2 hr/tp, 2 vn, vc, bs〔作曲〕 1770年か71年 ザルツブルク |
筆跡などからモーツァルトは急いで作曲したらしいといわれている。
その理由はわかっていない。
何か特別な理由があったわけでもないのかもしれない。
エリック・スミスは「彼はこの種の音楽をいつも急いで作曲する習慣があった」と言っている。
全部で20曲作り、その中から12曲だけ選んで順序をつけ、その他は斜線で消した。
上記第1曲から第12曲までがその順序づけられた曲で、第13曲以降は消されたもの。
なぜか第1曲の自筆譜が切り取られ、1956年まで行方不明だったので、ケッヘルは下記の19曲しか上げていない。
自筆譜(パリ国立図書館蔵)がありながら順序組合せのひどく違った写本が何組かある。
最初の12曲にはモーツァルト自身によるピアノ演奏譜が残っているという。
上記は新全集による曲順で、第17番のトリオが独立したメヌエットとして第18番とされ、全部で20曲を数える。
そのうちカッコの中の番号はケッヘルのものである。
(1) ハ長調 | (2) ト長調 | (3) ニ長調 | (4) ヘ長調 |
(5) ハ長調 | (6) イ長調 ※ | (7) ニ長調 | (8) ヘ長調 |
(9) ハ長調 | (10) ト長調 | (11) ヘ長調 | (12) ハ長調 |
(13) ト長調 | (14) 変ロ長調 | (15) 変ホ長調 | (16) ホ長調 ※ |
(17) イ長調 ※ | (18) ニ長調 | (19) ト長調 ※ |
この作品の成立(動機、作曲時期)については不明。
アインシュタインは1769年の謝肉祭用と推定し、プラートは自筆譜の筆跡から1769年より前としていた。
それにより第6版から K.61d に置かれていた。
新全集編纂のエルヴァースは1770年から71年と推定している。
タイソンは使用している紙が1772年春のものと結論づけたことから、ロビンズ・ランドンは1772年春から夏の作品としている。
またプラートも「1769年終り、または1770年初め」と修正している。
なお、この曲の余白にシンフォニー第9番ハ長調(K.73)のスケッチがあるという。
〔演奏〕
CD [キング KICC 6039-46] t=35'11 ボスコフスキー指揮 Willi Boskovsky (cond), ウィーン・モーツァルト合唱団 Vienna Mozart Ensemble 1964-65年 / おおむねエルヴァースによる曲順で、楽器編成は 2 fl, 2 ob, 2 tp で、また多少の装飾を加えて演奏 |
〔動画〕
〔参考文献〕
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