Mozart con grazia
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「新全集」のジャンル区分「教会音楽小品」から「キリエ」を抜粋。
- K.33 ヘ長調
〔作曲〕 1766年6月12日 パリ
- K.89 (73k) ト長調
〔作曲〕 1772年 ザルツブルク
- K.90 ニ短調
〔作曲〕 1772年夏 ザルツブルク
- K.116 (90a) 小ミサ曲 ヘ長調 Missa brevis in F
〔作曲〕 1771年初夏 ザルツブルク
未完。
キリエ34小節だけ残る。
中断されたクレド以下は消失。
対位法の習作か。
筆跡は父のものなので、真偽が疑われている。
新全集には載っていない。
- K.Anh.18 (166f) ハ長調(断片)
Kyrie in C for 4 voices, 2 violins, viola, bass, 2 oboes, 2 horns, 2 trumpets, timpani. (fragment)
〔作曲〕 1772年? ザルツブルク
断片(Adagio 14小節と Allegro 35小節)
オーストリアのゲットヴァイク地方のベネディクト修道院で自筆譜が見つかった。
- K.Anh.19 (166g) ニ長調(断片)
Kyrie in D for 4 voices, 2 violins, violas, 2 oboes, 2 horns, bass, organ. (fragment)
〔作曲〕 1772年前半? ザルツブルク
断片、12小節。
成立時期はプラートの筆跡鑑定から推定。
- K.91 (186i) ニ長調 (未完)
Kyrie in D for 4 voices, violin, bass, organ. (fragment)
ロイター作のキリエを写譜したもの
- K.Anh.13 (258a) ハ長調 (断片)
Kyrie in C for 4 voices, 2 violins, 2 trumpets, timpani, bass, organ. (fragment)
〔作曲〕 1787年〜91年 ウィーン
断片 9小節。
オルガン・ソロ・ミサ K.259(1776年頃)のキリエの草稿と思われていたが、タイソンにより1788年頃とされた。
- K.322 (296a) 変ホ長調 (断片)
Kyrie in E flat for 4 voices, 2 violins, violas, 2 oboes, 2 bassoons, 2 horns, 2 trumpets, timpani, bass, organ. (fragment)
〔作曲〕 1778年か79年 マンハイム?
断片 34小節。
次の曲と同一。
死後、M.シュタトラーが10小節補筆完成。
- K.Anh.12 (296b) 変ホ長調 (断片)
従来は前曲と別と考えられていたが、新全集では同一とした。
- K.Anh.14 (422a) ニ長調 (断片)
Kyrie in D for 4 voices, 2 violins, viola, 2 oboes, bassoon, bass, organ. (fragment)
〔作曲〕 1787年〜89年?
断片 11小節。
タイソンの分析によると1788年頃。
- K.323 (Anh.15) ハ長調 (断片)
Kyrie in C for 4 voices, 2 violins, viola, 2 oboes, 2 bassoons, 2 trumpets, timpani, bass, organ. (fragment)
〔作曲〕 1787年〜89年 ウィーン
- K.Anh.16 (196a) ト長調 (断片)
Kyrie in G for 4 voices, 2 violins, viola, bass, 2 trumpets, timpani. (fragment)
〔作曲〕 1787年12月〜89年2月 ウィーン?
断片(Adagio 4小節 - Andante 30小節)にM.シュタドラーが補作。
タイソンによると1788年頃。
- K.341 (368a) ニ短調
〔作曲〕 1787年〜91年 ウィーン
2009/08/02