Mozart con grazia
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弦楽器と管楽器のためのディヴェルティメント


K.167A (205) ディヴェルティメント 第7番 ニ長調

Divertimento in D [No.7] for violin, viola, bassoon, bass, 2 horns
  1. Largo - Allegro ニ長調 4/4 序奏つきソナタ形式
  2. Menuetto ニ長調 3/4 三部形式
  3. Adagio イ長調 4/4 三部形式
  4. Menuetto ニ長調 3/4 三部形式
  5. Presto ニ長調 2/4 ロンド形式
[ 73年7月 ザルツブルク? ] 曲の成立に2説があり、一つは6月ザルツブルクのアントレッター夫人のためというもの(ベーア、プラート)と、他は父とウィーン滞在中の8月18日メスメル博士の庭で開かれた演奏会のためというもの(ヴィゼワとサンフォア、オーレル)である。

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K.247 ディヴェルティメント 第10番 ヘ長調 「ロドロン・セレナーデ第1」

Divertimento in F [No.10] for 2 violins, viola, bass, 2 horns
  1. Allegro ヘ長調
  2. Andante grazioso ハ長調
  3. Menuetto ヘ長調
  4. Adagio 変ロ長調
  5. Menuetto ヘ長調
  6. Andante - Allegro assai ヘ長調
[ 76年6月 ザルツブルク ] 伯爵夫人アントニアの霊日の祝日にあたる6月13日のために。

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K.251 ディヴェルティメント 第11番 ニ長調

Divertimento in D [No.11] for oboe, 2 violins, viola, bass, 2 horns
  1. Allegro molto ニ長調 4/4 ソナタ形式
  2. Menuetto ニ長調
  3. Andantino イ長調 2/4 ロンド形式
  4. Menuetto ニ長調 主題と3変奏
  5. Allegro assai ニ長調 2/2 第3主題まである複雑なロンド形式、中間部はロ短調
  6. フランス風行進曲 Marcia alla francese ニ長調 2/2
[ 76年7月 ザルツブルク ] この年は彼の社交音楽の最も実り豊かな時期で、10曲近いセレナードやディヴェルティメントが一挙に生み出されている。 この曲は姉ナンネルの霊名の祝日を祝うために、ハフナーK.250作曲後大急ぎで数日内に作曲された。

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K.271H (287) ディヴェルティメント 第15番 変ロ長調 「第2ロドロン・セレナード」

Divertimento in B flat [No.15] for 2 violins, viola, bass, 2 horns
  1. Allegro 変ロ長調
  2. Andante grazioso ヘ長調 変奏形式
  3. Menuetto 変ロ長調
  4. Adagio 変ホ長調
  5. Menuetto 変ロ長調
  6. Andante - Allegro 変ロ長調 ロンド形式
[ 77年6月? ザルツブルク ] もとはK.271bに位置づけられていた。ロドロン伯夫人の依頼。「第2ロドロン・セレナード」とも呼ばれる。 自筆譜のタイトルが切りとられているため正確な成立時期は不明。
マンハイム旅行の途中、10月2日付けミュンヘンから父への手紙で「ザーレルン伯爵のところで3日間多くの暗譜で、 つまり伯爵夫人のための2つのカッサシオンと最後のロンドつきのフィナールムジークを暗譜で演奏しました」と知らせているので、 伯爵夫人の霊命の祝日6月13日に合わせて、その頃に書かれたと推定される。

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K.320b (334) ディヴェルティメント 第17番 ニ長調「ロビニッヒ」

Divertimento in D [No.17] for 2 violins, viola, bass, 2 horns
  1. Allegro ニ長調 ソナタ形式 4/4
  2. Andante ニ短調 主題と6変奏 2/4
  3. Menuetto ニ長調 複合3部形式(トリオはト長調) 3/4
  4. Adagio イ長調 ソナタ形式 2/2
  5. Menuetto ニ長調 ロンド形式(第1トリオはニ短調、第2トリオはロ短調) 3/4
  6. Allegro ニ長調 ロンド形式 6/8
編成:hr*2, vn*2, va, bs/新全集では vn*2, va, cb
[ 79年〜80年 ザルツブルク ] 富豪ロビニッヒ夫人ヴィクトリアの依頼。「ロビニッヒ・ディヴェルティメント」と呼ばれる。 モーツァルトのディヴェルティメントの中で最も有名な作品。第2楽章は主題と6つの変奏曲からなる。第3楽章のメヌエットはよく単独で演奏されるほどポピュラー。

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K.320B ディヴェルティメント ニ長調

Divertimento for 2 violins, bass and 2 horns. (fragemnt)

[ 72年か73年 ザルツブルク ] 第3版でアインシュタインはディヴェルティメントK.247に結びつけたが、第6版はK.320b (334)と関連させ、1779年に位置づけた。 しかし新全集でプラートは筆跡から72年か73年頃と推定。


K.522a (Anh.108) ロンド ヘ長調

Rondo for 2 violins, viola, bass and 2 horns. (fragment)

編成:hr*2, vn*2, va, bs
[ 87年6月前半 ウィーン ] 前曲フィナーレの草稿とみられる。


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