中へ入ると、カウンターが7席、四人がけのテーブル席が3つ。 有線放送なのか穏やかなインストルメンタルのポップスが控えめに流れている。
「いらっしゃいませ♪」 チョコンとお辞儀をしたのはカウンターの向こうの快活そうな少年。 「席は開いてますよ、好きなところへどうぞ♪」