春国岱(しゅんくにたい)は、オホーツク海と風蓮湖の間に横たわる長さ8km、最大幅1.3kmの細長い島です。周囲を海と湖、干潟に囲まれ、海岸草原、湿原、森林など多様な環境が一まとまりになって存在します。春国岱・風蓮湖は、これまでに約340種の野鳥が記録され、野鳥の聖域と言われており、根室を代表する自然の宝庫です。
2005年にはラムサール条約に登録され、2010年には東アジア・オーストラリア地域渡り性水鳥重要生息地ネットワークにも参加し、湿地や水鳥の生息地の保全を行っています。
根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターは、野鳥をはじめとする野生動植物の宝庫である春国岱(しゅんくにたい)の自然環境保全と環境教育的活用のため、根室市が建設し、平成7年4月にオープンした施設です。ネイチャーセンターでは、レンジャー(自然専門職員)がいて、春国岱および周辺地域の自然環境の調査および利用者の方々へのさまざまなサービスを行っています。
館 長 鵜飼 豪生 (根室市水産経済部農林課長)
管理担当者 高橋 雄一 (根室市水産経済部農林課 林務・自然保護主査)
三好 達夢 (根室市水産経済部農林課 林務・自然保護担当)自然専門員 古南 幸弘 (公益財団法人日本野鳥の会 チーフレンジャー)
稲葉 一将 (公益財団法人日本野鳥の会 レンジャー)
開館時間: 午前9時~午後5時(10月~3月は、午後4時30分閉館)
休館日 : 毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は、その翌々日)
祝日の翌日、年末年始(12月29日~1月3日)
入館料 : 無料
1)JR根室本線(花咲線)根室駅から、根室交通「厚床」行きバス乗車。
「東梅(とうばい)」バス停下車。徒歩2分。
2)根室中標津空港から、「根室バスターミナル」行きバス乗車。
「東梅(とうばい)」バス停下車。徒歩2分。
3)根室市街より、車で15分(国道44号線沿い)