軽食&喫茶

 お料理教室


 オーブンの温度は180度。
メレンゲの泡を潰さないように、粉と卵黄生地を混ぜ、型に流しこむ。

「じゃ、後は焼くだけだよ♪」
「わーい♪」
「美味しくなれよ〜」

 オーブンのふたを閉めて、キッチンタイマーで30分。
あとは、ゆっくりじっくり焼けるのを待つだけ。

「んじゃぁ…アーモンドパイの方つくろうか♪」


 と、いうわけで…希望者のみアーモンドパイの作成、残りは自由時間。

「さっきの残りの卵黄、コレを使うんだ♪」
「えーと…アーモンドは刻めばいいんですね?」

 卵黄を少しの水で伸ばし、ハケで混ぜながらミチアキは答える。
隣ではるみがパイシートにふぉーくでぷつぷつと穴をあけていた。
やや危なっかしい手つきでアーモンドを刻んでいるのはイステム。

「で、穴あけ終わったらどうするの?」
「うん、そしたら細長く切って、卵を塗るんだ。その後アーモンドを塗して焼けば完成♪」

 こちらはオーブントースターでアルミフォイルをかぶせて焼くだけ。
薄いからわりと短時間で焼きあがる。

「あ、わたしケーキの方見てくるね♪ 」

 ぱたぱたとルミはキッチンへ。


「あ〜…また問い合わせ来てるな…処理しないと…」

 ミレニアムブルーのノートパソコンを部屋の隅のブースでフェンリルは覗き込んでいる。

「あ、フェンリルさん紅茶いかがです?」
「ん、さんきゅ。」

 レジスから紅茶を受け取って、一口。

「ねえ、フェンリルさん。少し嫌な予感しません?」

 こそっと耳打ち。

「やな予感? 別に何も…」
「僕、勘はいいんですよね… なんかやばげな影を幻視しちゃいました…」
「やばげな…て?」
「なんとなくなんですけどね。赤いしま模様と青い星…とか」
「…気のせいだろ気のせい…」
「ま、気のせいですよね♪ 僕、あっちの方手伝ってきます♪」


「まだかな〜?」

 わくわくしながらオーブンを覗きこむ珠子。ちなみにこれで34回目である。
てにはお抹茶と甘辛く煮た油揚げ。ふさふさしっぽがパタパタゆれている。

「わ〜♪」

 横からるみも覗きこむ、こっちはまだ3回目。

「ケーキって、こんなに膨らむんだ、すごいね〜」
「そうだね〜いいにおいもしてきたし」
「うん、何かコーラとハンバーガーみたいな匂いだね♪」

 ………え?

「おいしそうだね♪」
「シフォンケーキってこういう風にできるのね〜」


 オーブントースターにアーモンドパイの生地を入れて…

「やっぱりみんなで作業するってのは、良いものだよね。 焼き上がりが楽しみだね♪」

 爽やかに言うレジス。裏では何を考えているのやら……。

「…? どうしたんですか? なんか左目が……」
「ん、ちょっと本社から…何でもないよ♪」
「お仕事のことです? 忙しかったんじゃないですか?」
「大丈夫大丈夫。あ、鴨鍋つくろうよ、鴨鍋! せっかく珠ちゃんが持ってきてくれたんだもんね。」
「わーい♪おなべおなべ〜♪」

 キッチンからパタパタと珠子が戻ってくる。

「油揚げ…どうしよっか?」
「やっぱり、だしの方の味を濃い目にして、油抜きしてから煮こんだほうがいいとおもいますよ」

 買い物袋の中からネギに白菜、しらたきにあぶらあげ。しいたけなんかも取り出す。

「ん〜…この人数だとお肉ちょっと足りないかも」
「………肉?………ニク…・・・鍋、鴨、肉・・・」

 ポツリとファストはそう言うと寝袋をずるずる引きずりつつキッチンへ。
何か袋の中でばたばた暴れていたような気がするが気にしない気にしない。

「……えーと…あの子…ああいう子なんですか?」
「…なんというか…まぁ、ああ言う時も有ると言うか……気にするな。」
「……そうですね…」


 暫くして、ファストが持ち帰ってきたのは見事な鴨肉…らしきもの。
とっても新鮮。

「……うふふ………」

 返り血で真っ赤になった指先をぺろりと舐める姿も非常にはまっていると言うかはまりすぎ。

「…………あ、だしのほうはこれでいいかな? お野菜入れようよ♪」
「ネギはくたくたになったほうが美味しいよね♪」
「つーかファスト…予備のエプロン有るから…それ取り替えろって」
「……別に気にならない…し……」
「…お前が気にならなくても周りは気にするの」

 そんなこんなで、和やかに鍋タイム。

「あ、ケーキ焼けたかどうか見てくるね♪」

 ミチアキは足早にキッチンへ。
……そして………。くるりと回れ右して戻ってきた。

HAHAHAHAHAHAHAHA!!!!!!!!!!!!!

 響き渡るは笑い声。
赤いストライプと青地に星のシルクハットとタキシードの陽気な紳士がシフォンケーキを片手に踊る。

「…っていうか…何入れたんですか!一体!!!」

 焦るミチアキに答えたのはファスト。

「………メリケン粉。」(ぽそり)


 お料理教室第惨回でした。
遅れに遅れまくってごめんなさいです。

 えぇ、メリケン粉。それだけ。
数名の投稿内容を総合したらこうなりました。以上。
メリケン紳士はケーキをみんなに薦めます。
食べたら多分似非外人風に……。

色々各PL同士で相談してアクションや反応など考えてくださいまし

基本的に、参加出来るのはFFTにて参加申請をしたキャラのみですが、
美味しい乱入方法があるキャラのみ途中参加を認めます(笑) 

 〆切りは5月1日・投稿先はmitiaki@maingate.FindHere.orgです。
いつもの投稿先とは違うので、お間違えの無いように♪ 

 



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