お料理教室 オーブンの温度は180度。 「じゃ、後は焼くだけだよ♪」 オーブンのふたを閉めて、キッチンタイマーで30分。 「んじゃぁ…アーモンドパイの方つくろうか♪」 と、いうわけで…希望者のみアーモンドパイの作成、残りは自由時間。 「さっきの残りの卵黄、コレを使うんだ♪」 卵黄を少しの水で伸ばし、ハケで混ぜながらミチアキは答える。 「で、穴あけ終わったらどうするの?」 こちらはオーブントースターでアルミフォイルをかぶせて焼くだけ。 「あ、わたしケーキの方見てくるね♪ 」 ぱたぱたとルミはキッチンへ。 「あ〜…また問い合わせ来てるな…処理しないと…」 ミレニアムブルーのノートパソコンを部屋の隅のブースでフェンリルは覗き込んでいる。 「あ、フェンリルさん紅茶いかがです?」 レジスから紅茶を受け取って、一口。 「ねえ、フェンリルさん。少し嫌な予感しません?」 こそっと耳打ち。 「やな予感? 別に何も…」 「まだかな〜?」 わくわくしながらオーブンを覗きこむ珠子。ちなみにこれで34回目である。 「わ〜♪」 横からるみも覗きこむ、こっちはまだ3回目。 「ケーキって、こんなに膨らむんだ、すごいね〜」 ………え? 「おいしそうだね♪」 オーブントースターにアーモンドパイの生地を入れて… 「やっぱりみんなで作業するってのは、良いものだよね。 焼き上がりが楽しみだね♪」 爽やかに言うレジス。裏では何を考えているのやら……。 「…? どうしたんですか? なんか左目が……」 キッチンからパタパタと珠子が戻ってくる。 「油揚げ…どうしよっか?」 買い物袋の中からネギに白菜、しらたきにあぶらあげ。しいたけなんかも取り出す。 「ん〜…この人数だとお肉ちょっと足りないかも」 ポツリとファストはそう言うと寝袋をずるずる引きずりつつキッチンへ。 「……えーと…あの子…ああいう子なんですか?」 暫くして、ファストが持ち帰ってきたのは見事な鴨肉…らしきもの。 「……うふふ………」 返り血で真っ赤になった指先をぺろりと舐める姿も非常にはまっていると言うかはまりすぎ。 「…………あ、だしのほうはこれでいいかな? お野菜入れようよ♪」 そんなこんなで、和やかに鍋タイム。 「あ、ケーキ焼けたかどうか見てくるね♪」 ミチアキは足早にキッチンへ。 「HAHAHAHAHAHAHAHA!!!!!!!!!!!!!」 響き渡るは笑い声。 「…っていうか…何入れたんですか!一体!!!」 焦るミチアキに答えたのはファスト。 「………メリケン粉。」(ぽそり) |
お料理教室第惨回でした。 えぇ、メリケン粉。それだけ。 色々各PL同士で相談してアクションや反応など考えてくださいまし 基本的に、参加出来るのはFFTにて参加申請をしたキャラのみですが、 〆切りは5月1日・投稿先はmitiaki@maingate.FindHere.orgです。 |