「武富士 サラ金帝国の闇」出版される!



  一ノ宮美成著  講談社出版の「武富士 サラ金帝国の闇」という本が出版された。項目は、次のようになっている。

 第一章  サラ金の帝王 武井保雄
 第二章  右翼、暴力団、警察との歪な関係
 第三章  地獄のサラ金帝国
 第四章  武富士と山口組
 第五章  京都戦争の舞台裏


第三章の中には、次のような記述がある。

 「(木村晋介弁護士は)もともとは、クレ・サラ協(全国クレジット・サラ金問題対策協議会)にいましたが、あるときから行動をともにせず、独自の弁護活動をやるようになった人です。クレサラ協からみれば、あくまで業者より。そういうこともあって、武富士としては、好意的な部分があったので、私も、クレサラ協とか人権派弁護士に対する取り組み方を木村(晋介)弁護士に相談してこい、と武井会長に指示されたことがあります。木村(晋介)弁護士は、マスコミに出演していたので、広報が担当することになり、結果、私は行かなくていいことになり、お会いしませんでした」



 これは、武井保雄会長から指示されて盗聴をやらされた中川元課長の話として載っている。