武富士謝罪!「お詫びと今後の対処」



 破産して免責を決定を得ているのに、「訴訟を提起するぞ」「和解せよ」などの督促をしていた件につき、武富士から、正式に謝罪の書面がきた。

「お詫びと今後の対処」欄には、次の記載がある。

 いずれにしても、K氏様が、破産・免責決定されている事実が確認されました以上、当然のことながら、その時点に遡り債権を放棄させて頂きます。

 また、悪意が無い事といえど、K氏様にご心労をお掛けしたことと存じますので、深くお詫び申し上げると共に、今後ご安心頂く為にも、借用証書原本を返還させて頂きます。この度、貴職よりのご指摘がなけれはK氏にご心労を掛け続ける事にもなり兼ねまくせんでした。ご尽力誠にありがとうございました。



 このお詫びと対処の前に、いろいろとこれまでの調査の結果が、記載されている。

  1. 私が代理人として出した「お詫びの手紙」も届いていない。

  2. 私が、代理人として破産に関して、「お詫び」金として1万円を送金した事実も記録が残っていない。

  3. 当然、裁判所からおくられているはずの「破産関連の書面」(債権届け出・意向聴取」関連の書類も見当たらない。

  4. 破産・免責後、Kさんが、「すでに、破産している」と電話連絡したと言っていたがそのような記録もない。


ということだ。

 「悪意がない」ということで、許されるのだろうか。

 武富士の交渉履歴なるものは、どの程度信頼できるものなのだろうか。

 「武富士顧問弁護士」の鈴木武志氏は、弁護士が、代理人として介入通知を出し、待ってくださいとお願いした場合でも、5年を経過したら、「商事時効」になる、と、夕刊フジの記者に話されている。

 武富士は、破産・免責(平成2年)から、10年以上たっても、「このような」請求をする。また、私が指摘しなければ、今後も、K氏に対して請求し続けるということなのだ。武富士は、顧問弁護士の指導に従わないのだろうか。