12月19日 武富士追求デモ
盗聴などの被害者先頭に! 東京 宮本議員参加
武富士の違法行為を追求するデモが、2003年12月19日に行われたが、そのデモについて「赤旗」は、大きな写真とともに、次のように報道している。
武富士追求デモ
盗聴などの被害者先頭に!
東京
宮本議員参加
「武富士は違法行為を中止せよ」−−−−。サラ金最大手「武富士」による盗聴の被害者やジャーナリスト、元社員、市民約130人が19日、東京都新宿区の同社本社近くでデモ行進し、暴力団・警察との癒着、違法業務など武富士問題の徹底究明を訴えました。
デモでは、盗聴の被害にあったジャーナリスト山岡俊介さんや、武富士元社員の藤井龍さんらが、先頭に立ち、同社前会長の武井保雄被告がヘッドホンをつけ盗聴している姿を描いた¥プラカードなどでアピール。「武富士は、盗聴被害者に謝罪しろ」「過剰融資をやめろ」「言論弾圧をやめろ」と声をあげ、昼休みの会社員らの注目を集めました。
デモには、日本共産党の宮本岳史参院議員、武富士元支店長の御木威さん、明珍美紀・新聞労連委員長も参加しました。
デモ実行委員長の山岡さんは「武井被告が問われたのは盗聴だけだが、その奥には、闇社会や警察とのつながりがあり、追求しないといけない」と訴え。新里宏二弁護士も「武井被告は会長をやめたが、『オーナー』になった。幕引きは許さない」と話しました。
宮本議員は「武富士と警察との癒着、サラ金業界と政治のつながりを引き続き追求したい」とあいさつしました。
デモに参加したジャーナリストの柳原美佳さんは「警察と大企業の癒着を、構造的な問題として訴えたい。フリー記者を不法行為で弾圧するのは許せない」と話しました。埼玉県から参加した法律事務所の佐々木幹さんは「家族への請求なと武富士の債務相談は多い。いままでの捜査で終わらせず、もっと追い込んでほしい」と話しました。
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