自分が働いた時間は、きちんと毎日記録することが大切!



 武富士は、労働債権の時効が2年だとして、2年間しか残業代を払わないなどと言わないで、勤務した年数全部の残業代を払って上げてください!

現役社員という人から、次のようなメールがきた。

件名:現役社員です

 労働基準局の立ち入り調査が入って勤務時間は一ヶ月ほど改善されましたが、今ではもうすでに依然とまったく同じ、いやそれ以上の勤務状況になっています。

 店長は朝8時〜夜9時までしかも土曜日の休みなどほとんどなく毎日罵声を浴びながら仕事をしています。納得がいかないのは表面上は『申告出社』ということにされているのです。

 毎日の『檄』のなか明日の土曜日はどうするんだと怒鳴られれば出社するしかないのです。

 これは申告でしょうか?先生の判断をお聞きしたいと思います。

 私たち社員は本当に一生懸命がんばっているんです、それを認めずボロ雑巾のようにこき使い虫けらのような扱いをされています。まじめにがんばっている社員はいっぱいいますし、いいやつもたくさんいます。

 先生助けてください。お願いします。



感想

 私には、武富士で働いている人を助けるなどという力はない。

 しかし、武富士は、「本年中に新たな賃金体系をまとめる考え」と報道されている。

 そして、大阪の元社員の残業代の訴訟の和解では、「全従業員に対し時間外労働賃金を適切に支給する」と約束していると報道されている。

 「申告出社」という形をとっても、現実に、会社の仕事をするために必要な残業をしている以上、残業代を払えという権利があると考える。

 そのためには、きちんと、どれだけ残業したかを記録しておくことが大切だと思う。