武富士本社に9日、労基局が調査に入る!
武富士に勤めていた人が、毎日、あるいは、土・日を含めて、大幅な「サービス残業」をさせられているとして、「残業代金を払え」との訴訟を提起していることは、既に、紹介している。
武富士の複数の元従業員が、「残業代金を払え」との訴訟を準備していることも、武富士対策全国会議で報告されている。
武富士が、闇富士というホームページの開設者に対して、「闇富士の1日」には、従業員が早朝から夜間まで時間外手当もなく過酷な労働を強いられている旨が記載され、従業員を酷使している会社であるかのごとき印象を与えることによって、武富士の信用が毀損されたという訴訟を提起していることも、すでに報告している。
ところで、この武富士に対して、平成15年1月9日、「厚生労働省の大阪労基局が、労使協定の範囲を超えて時間外労働をさせていたとして、労働基準法違反容疑で、武富士本社など6ケ所に調査に入った」との連絡があった。
1月9日の夕刊では、報道されるだろうが、これまで、サービス残業をさせられていた多くの元社員や、現役の社員が、当然受け取るべき残業代金を受け取れるようになることは、武富士の元社員や現役社員にとっては、なによりの「吉報」となるだろう。