武富士「親族への取立て違法」弁護団結成準備会開かれる!



 平成14年9月12日、東京で、「武富士対策弁護団」(仮称)結成のための全国クレジット・サラ金対策協議会の幹事会が開催された。

 九州・北海道からも被害者の会の代表が出席し、武富士による「返済義務のない親族からの違法・不当な取立て」の事例が発生していることが報告され、弁護団結成の必要性が討議された。

 この会議では、武富士だけではなく、アコムやアイフル等による同様の親族請求の事例が報告され、多重債務被害による親族をも巻き込む被害を防止するため、早急に弁護団結成が必要だとされた。

又、貸金業規制法21条違反(支払義務のない第三者への請求)だけではなく、訴訟等における取引履歴を出さない問題についても、武富士の責任を追求すべきとの意見が出された。

武富士の支店は、全国に500以上存在することから、事務局体制は、全国8つ(関東・関西・東海・九州・東北・中国・四国・北海道)位にわけて責任者をおき、サラ金による親族請求の根絶を目指すことが必要との討議がなされた。

弁護団結成のための会議は、平成14年10月25日、東京と決められた。

尚、10月25日には、関東財務局に対する要請行動も行うことが検討されることとなった。