独立行政法人日本学生支援機構に問う!
奨学金の利率は幾らなの?
約定より高い利息で請求しているのでは?
2012年04月17日
奨学金の利率は幾らなの?
約定より高い利息で請求しているのでは?
奨学金には、第一種と、第二種の二つの種類がある。
第一種は、「無利子」つまり、利息なしである。
第二種は、「有利子」つまり、利子がつくものである。
独立法人日本学生支援機構の貸付利息は、「年 0.865833%」?
私が相談にのっている奨学金の支払いについてのやりとりで、日本学生支援機構が、貸付利率は、「年0.865833%」であると書いてきた。 私は、こんな半端な約定金利というのは、見たことがなかった。せいぜいゼロ以下の数字は、3桁くらいである。
年0.865833%である理由
学生支援機構は、次のように説明してきた。
平成15年3月までに入学した人の場合は、貸与中の振込口座へ入金された月ごとの財政融資資金の借入利率を加重平均して算出される。
その利率は、3%が上限となっており、財政融資資金の利率が3%未満の範囲内で、変動したときは、その利率が適用される。
尚、返還誓約書の作成時点では、貸与終了時まで適用利率が未確定のため、原則として返還誓約書作成月の前月までは確定したり率、作成月以降の貸与期間における適用利率は、上限利率である3%で利息額を仮計算する。
その利率は、3%が上限となっており、財政融資資金の利率が3%未満の範囲内で、変動したときは、その利率が適用される。
尚、返還誓約書の作成時点では、貸与終了時まで適用利率が未確定のため、原則として返還誓約書作成月の前月までは確定したり率、作成月以降の貸与期間における適用利率は、上限利率である3%で利息額を仮計算する。
つまり、奨学金の利子は、毎月、変動しているというのだ。
3%というのは上限で、「貸与中の振込口座へ入金された月ごとの財政融資資金の借入利率を加重平均して算出される」というのだ。
つまり、1%以下になることもあるということなのだ。
それなのに、裁判では、このような説明は一切なく、3%の約束だと言って請求している。
こんなことが許されるのだろうか。