驚くべき主婦向けシステムの暴利!
A子は、北海道の最北端の主婦である。パートで働いているが、その給料は、まちまちで5万円を切ることもある。A子が、多重債務のため返済不能となったのは平成4年のことである。札幌の弁護士に債務整理の相談をしたが、約束を守らなかったということから、平成10年に相談を打ち切られた。その後、しばらく支払っていたが、返済不能となり、別の札幌の弁護士に相談し、平成12年に5月、札幌の弁護士に任意整理の示談をしてもらったが、約束を守らなかった。(月9万円の返済資金を送金してかったという)そのため、また、自分で弁護士が決めてくれた約束のお金を支払うために、四苦八苦していたところ、ダイレクトメールで、お金を融資するという勧誘があったため、借りたという。
債権者名 | 借受金額 | 支払方法(10日毎) | 所在地 | 振込先銀行 |
ほのぼのプラン | 6万円 | 20,000円 | 渋谷区 | 三和銀行 |
ウィズ | 5万円 | 15,000円 | 豊島区 | 東海銀行 |
アイメック | 6万円 | 20,000円 | 豊島区 | 八千代銀行 |
ポパイ | 6万円 | 27,000円 | 新宿区 | 三和銀行 |
セレクト | 3万円 | 20,000円 | 豊島区 | 富士銀行 |
オリーブ | 3万円 | 30,000円 | 新宿区 | 三和銀行 |
メープル | 4万円 | 22,000円 | 新宿区 | 三和銀行 |
センティア | 3万円 | (一度も支払って いないため不明) | 新宿区 | 不明 |
驚くべき暴利である。
感想
- 多重債務者の名簿が出回っているというため、多重債務者の二重被害となっている。
- 銀行がマネーローダリングの片棒を担いでいることが明らか。
- 中小企業向けシステムよりさらに悪質 元金を返済しない限り返済し続けねばならない こととなる。
今後の方針
- 銀行に普通預金口座き開設者の住所・名前(漢字)を開示するよう弁護士法の照会をする。(多分・開示しない。守秘義務を楯に)
- 銀行のモラルの低下について、なんらかの形での問題提起が必要
貸付金額が極めて少ないため、貸し倒れとなっても、損害が少なく、すぐに元金の回収ができるため、この手の金融が増えることが予測される。