警察は、日掛け業者のお助けマン?

   宮崎の日掛けの被害者の中で、明らかに、警察官が日掛け業者のお助けマン的役割を果たしていると思われる事実が判明したので、宮崎県警本部に公開質問状を出すことにした。



事案の内容と警察のかかわり

  1. 宮崎市の主婦A子は、平成12年12月初ころ、日掛け業者であるロイヤル信販からお金を借りるについて娘S子・2年前に自己破産したB子・知人のC子を連帯保証人にした。(もともと、数年前から何回も借りていたという)

  2. 12月25日、C子が自己破産をした。

  3. 12月27日午後8時、ロイヤル信販の社員は、B子方に出向いた。
    「一括返済するか、保証人をいれないと帰らない」としつこく請求された。

  4. 12月27日午後8時46分ころ、110番をした。(これは、A子の娘のS子がしたものと思われる。)

  5. 警察官が、B子方にきて、ロイヤル信販と話をしている間に9時を過ぎた。

  6. 警察官は、ロイヤル信販の担当者に「早く解決するような方法はないか」と言ったと、ロイヤル信販の担当者は話している。

  7. ロイヤル信販担当者は、警察官に、「うちは、保証人さえつけていただければ、今日のところは帰る、本当なら、全額回収してから帰らなければいけないんですが、保証人さえつけていたたげれば、一晩、うちも安心して寝られるから、保証人をつけさしてくれ」と言って、B子と交渉した。

  8. ロイヤル信販担当者は、B子に、「娘がいるだろう」と言った。(親戚等がなければ、娘がいるだろうと言ったと認めている)

  9. B子が、娘のK子に電話をしたが、K子は断った。

  10. ロイヤル信販担当者が電話を代わり、誰かが、保証人にならない限り帰らないと話したことから、やむなく、K子が保証人になると約束した。

  11. K子は、翌朝8時に、ロイヤル信販の事務所に行って保証契約書に署名・押印した。

ロイヤル信販は、前述の経緯をすべて、録音にとっていると言っている。
ロイヤル信販は、裁判になれば、録音を証拠として出すと言っている。
私は、このような取り立てが公然と警察の公認の下に行なわれていることに、驚きを禁じ得ない。これでは、ロイヤル信販が、警察の承認を得て行なった、なんの違法もないというのは当然ではなかろうか。

 そこで、私は、宮崎県警に、前述の経緯が正しいのかどうか、公開質問状を出して確認することにした。