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風蓮湖にやってくる野鳥の多くは『渡り鳥』です。代表的な渡り鳥は


【オオハクチョウ・カモの仲間】
10月の中ごろになると、シベリアで子育てを終え、
日本で冬を過ごすためやってきます。
風蓮湖が凍り始めると同時に、本州方面へむけて
移動をはじめます。
【シギ・チドリの仲間】
春と夏に多く見られ、長い渡りをするものでは、
片道約1万2千kmにもなります。
渡りの途中にある日本の干潟や湿地では、
休んだり、餌を食べて、残りの渡りの準備をしています。
【オオワシ】
11月ごろ大陸からやってきて、冬を風蓮湖で過ごします。
2月ごろには、結氷した湖で漁をする漁師さんのおこぼれをもらいに、
多い日では700羽くらい観察できます。






『渡り鳥』は、子育ての場所、冬を過ごす場所、途中で休んだり栄養補給する場所、
すべてがないと生きていけません。そのために世界の国々が協力して、
未来にわたって干潟や湿地を、渡り鳥や人間がうまく大切に使い、
守っていこうという約束の『ラムサール条約』に参加して、
渡り鳥のくる湿地を守るとりくみをしています。