国際的に重要な湿地を保護するため
(前ページの正解はA)

ラムサール条約の正式名称は
「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」といいます。


世界で初めてうまれた自然保護のための国際条約です。

世界的に重要な湿地を国際間の協力で守り、利用することを目的としています。


内容は水鳥の生息する場所とともに、多様な生き物を育み、人々の産業となる資源や
水資源としても重要な湿地(ウェットランド)を将来にわたり持続的に活用できる
賢明な利用(ワイズ・ユース)を考え、適切な保護、管理をしていくことを目的としています。


日本は、1980年に条約に加盟しました。
2005年11月に、風蓮湖・春国岱など20の湿地が加わり、現在は日本全国に46箇所の登録地があります。


 では、湿地(ウェットランド)ってどんなところのことでしょう??


@湖沼・河川・湿原・湧水地など内陸の水辺

A水田・ダム湖・ため池などの人工的な水辺

B干潟・マングローブ林・サンゴ礁などの海に面した水辺