消えてしまった掲示板の記憶

(多分)サーバのトラブルのため平成11年8月までの掲示板が消えてしまいました。

介護保険情報に載せなかった項目もありましたので、思い出せるだけ記載しておきます。日時は不正確です。


1.ケアマネの手数料

   来年の介護保険料の総額は4兆円あまりと予想されています。4万人あまりのケアマネが200万人あまりの要介護者のケアマネジメントを行います。ケアマネ1人あたり1億円の計算です。

ケアマネの報酬の仮単価は7000円から8000円というところになりましたので、7000円x12ヶ月x50人で420万円。手数料として考えればサービス全体の4%となります。

2.介護保険料半額に?

    これはまだ議論の多いところです。政府の一部で、向こう3年間程度の期限つきで介護保険料を半額にしようという話が出ています。(選挙対策でしょう)

3.市町村の介護保険料の試算出そろう

    厚生省のホームページにまとめてあります。(加重平均:人口を考慮したという意味)で2900円弱でした。

ついでにヒストグラムも載せてありますが、面白いように正規分布に近くなっています。介護サービスの供給体制にかなりばらつきがある中でこのように数字がそろうということは、厚生省の指導がきわめて適切(強力?)であったか、市町村の担当者に横並び意識が働いたか、多分両方でしょう。

プラス2SDを超えた市町村の担当者はつらいものがあるでしょう。

4.家庭介護に報酬?

    これは実現しそうです。ただし適用される地域がまだ未定です。また訪問介護のサービス提供時間(料金ではない)の半分を超えないこと、きちんとケアプランに入れることという条件付です。

5.僻地・離島とは?

    北海道新聞に出ていましたが僻地などとは法律でいうところの、僻地振興法、離島振興法、豪雪地うんぬん法の適用地域だそうです。

6.主治医意見書がめんどくさくなりました

    医師会主催の主治医意見書の書き方説明会に参加しました。

昨年に比べ、ややめんどくさくなったのと、痴呆老人のADL分類などが加えられました。痴呆については質問も出ていましたが、判断が難しく正直なところ内科医には重荷と思われました。

医師会側から、介護保険に積極的に干渉したいとする態度が見え隠れしており、末端の内科医は・・・・・・・という感じです。

7.地方の医者は八面六臂

   地方の内科勤務医は、主治医意見書を書いて、介護認定審査会の委員をして、ついでにケアマネの資格を取って、がんばっています。・・・・・・・・・・・とほほ。

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