12.冬の使者 (H11.11.16)
夕方、とうとう標津にも小雪が舞いだした。冬の始まりだ。
白鳥がまるで何かに急かされるように北の空から次々と現れて、
南へ下って行く。足早に飛び去る白鳥のそんな姿を見送りなが
ら、彼らは冬の使者なんだと、そんなふうに感じた。
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