9.フレペの滝 (H11.8.25)
知床自然センター裏にフレペの滝への道がある。歩いて30分
ほどの道だ。その滝に興味が湧いたボクはその道を行ってみるこ
とにした。
しばらく林の中を歩くと、やがて視界が広がり、草原となる。
その先には柵があり、向こうにオホーツクの水平線が見えている。
その水平線の位置から、ボクの居る所が波打ち際から高いところ
にあることが想像できた。
草原は波打ち際から切り立った崖の上にあったのだ。
フレペの滝は100mはあろうかというその崖の途中から突然
始まって、そのまま海へとそそいでいた。
川が無いのに滝がある・・。フレペの滝は知床山系の伏流水が
直接崖から湧き出して滝となっているのだった。
アイヌ語で「フレペ」は「赤い川」の意味だそうだ。なぜ・・?
なぜこの滝が「赤い川」なのだろう・・。
そう言えば、以前テレビで見たことがあった。フレペの滝は夕
日に染まって赤くなるのだそうだ。
赤くなったフレペの滝をいつか見てやろう。いつか・・・。
フレペの滝
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