前回のつづき。
スパイクタイヤが恋しくなるのは、たとえばつるつる路面の交差点
もそうだ。つるつるの交差点で怖い思いをした人もたくさんいるに違
いない。 もちろん、夏場のような調子で交差点に進入するわけでは
ない。慎重に運転していたつもりでも、ちょっとした判断ミスであわ
やと言うことになる。
スパイクタイヤ復活を心から願うというわけでもない。あの春先の
粉塵公害がスタッドレスタイヤによって無くなったのも事実だ。
ただ、現在融雪剤として道路に大量にまかれているであろう塩化カ
ルシウムは、人体や自然環境にどれほどの影響があるのかも気になり
はする・・。とりあえず塩化カルシウムは食品添加物でもあるし、そ
れほど影響ないのかもしれないのだが・・・。
スパイクタイヤに比べるとどうしても心許ないスタッドレスタイヤ
を今後も使用しなければならないとすれば、冬道はどうあるべきなの
だろうか。
すべての道を常に夏場のような路面状態に保つというのは、どだい
無理な話だし、そこまでは望むつもりもないが、特に危険と思われる
部分については良好な路面状態であって欲しい。たとえば、交差点や
坂道は今よりもさらにきめ細かなケアがなされるべきだとボクは思う
のだ。
公共の交通機関が貧弱なこの地では自動車は生活に必要なものだ。
だからこそ、運転の下手な者でも安心できるような路面状態を維持す
るということは大切だと考える。もちろん「予算」の許す範囲でとい
うことになるのだが・・・。