7月下旬の釧路湿原(空撮)/ミツガシワ(6月上旬・釧路湿原)

  釧路地方は、海岸線から湿原、亜高山まで変化に富んだ豊かな自然環境に恵まれ、さまざまな美しい野の花が春から秋まで咲き乱れています。
このページでは、釧路の海岸地帯に咲く花、 そして釧路湿原や阿寒山系などの亜高山に咲く花など釧路地方の野の花を中心に掲載していきます。なかでも、1987年に国指定された釧路湿原国立公園は、湿原や湖沼そして丘陵地など様々な恵まれた環境にあることから、湿原特有の植物が多く生育しています。ここでは氷河期の生き残りとされるミツガシワやクシロハナシノブをはじめ、さまざまな希少種もとりあげ更新していく予定です。

 引用や参考とした文献は、日本の野生植物・草本(平凡社)、日本の帰化植物(平凡社)、新北海道の花(北海道
大学出版会)、北海道の湿原と植物(北海道大学図書刊行会)、北海道の野の花(北海道新聞社)、北海道の高山植物
(北海道新聞社)、春採湖畔花ごよみ(釧路市立博物館友の会)、北海道外来植物便覧(五十嵐 博)です。