• ジンヤドルムクロノチカラ １０ 

感情の昂ぶりとともに、瞳が紅から黄金に変化し
右腕が白光、硬質化し変形する
主にソード（近接戦闘時に＋１０）形態だが
大砲（遠隔射撃に＋１０）等にも変形可能
（注・実はこれだと器用を１９にすれば良いだけ）
リミッターを外す事で全身を光り輝く鎧騎士「天使形」に変形する
変形後は飛行可能で、尋常でない速度を誇る
空中からランスを構え滑空し突撃するソニック・グライダー等が得意技
（覚醒扱い）

ナナシはこの白の使者（天使）なのだが、何故か自我を持ち自由意志を持っている
神の命無しでは存在もしえない白の天使が何故人間の身体と人間の心を持っているのかは
本人でさえも分からない謎である

身体に刻まれた「α」の文字が謎をより一層深めている
 

CHAOSでの今までの経緯

北方の大地と首都との中間点「骸の大地」に近い鉱山都市バルバトナに住む孤児
だったナナシは
貧民街に住む女性「時成（トキナ）」に拾われ育った
時成は「一人育てるのも二人育てるのも対して変りゃしないよ」と言い続け
ナナシと同じ様な孤児を何人も引き取っていった。只でさえ貧しい貧民街の人間にとって
子供を４人も５人も・・・ましてや他人の子供を引き取る等という事は正気の沙
汰ではなかったが持ち前の人望と勤勉（そしてナナシの自称アルバイト）で何とかやってのけていた
１０歳の頃になると時成は病に倒れ死去し。ナナシは家族を守れという母の遺言を守り続けた

当時は北方の悪魔エンドルの突然の襲撃により始まった防衛戦争により北部一帯は混乱の中にあった
平和ボケした政府に力は無いと判断し、首都に対抗し、エンドルと協力する道を選ぶ勢力が勃発し、
多くの都市が占領されれいてナナシ達の住むバルバトナもその一つであった

ナナシ達兄弟は義勇軍を組織し、持ち前の特殊能力で貧民街を統治していた軍に攻め入った
エンドル自身に裏切られた事もあり反乱軍は統制に欠け、ナナシ達率いる義勇軍の奇襲に対応しきれなかった
結局バルバトナ解放には至らなかったが敵の統帥暗殺に成功し後の政府側解放軍の圧勝に繋がった

現在は兄弟達と一緒に山に移り住み、たまに市街に降りて盗み（ぉぃ）をするぐらいの
テキトーかつ、やたらのほほんとした生活をしている
 

性格はちゃらんぽらんでスケベで何かどうしようもない性格
責任感は意外に強いらしいが、道徳観念が独自なのであまりそうは見えない
ルイン（ヘッポコ）と似ているようで融通の効かないところもあり
時には冷酷なまでの判断を下す事も少なくない

何時も赤貧と空腹に悩まされている真の欠食児童である

（ＧＭ注：登録されてからの一年以上の月日と、今までの行動及び経緯、
成長期の少年だった事を考慮して、特例的措置として能力値の変更を認めます。
肉体的精神的能力の成長にともなって、幼い彼が生き延びるためにあった「能力」は次第に薄れて来ています）